そうだ自転車旅に行こう①:自転車旅に向いてる自転車って何?

自転車旅

こんにちは!管理人のJabbです。

この記事を書くにあたってまず伝えたいことは「自転車旅にこれじゃなきゃいけない」というルールはないってことです。自転車と一口に言ってもママチャリとスポーツタイプのもの、更にスポーツタイプのものでもロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなど千差万別、そのどれでも自転車旅は可能です。実際に6,000円で買えるママチャリで日本一周する人もいますし笑。

なので今回は筆者の実体験から「便利」と「快適」の観点からオススメの自転車を紹介していきたいと思います!

自転車初心者はクロスバイクがオススメ!

快適という点ではスポーツバイクは圧倒的にママチャリに勝ります。やはり走ることを目的に作られた自転車であるので、軽く漕いでもスピードが出ますし上り坂もラクラク登れます。なのでママチャリのよっぽど思い入れがない限りスポーツバイクを選ぶことをオススメします。

ただ全然自転車を知らないまま選ぼうとすると「スポーツバイクの店に来たけど、いろいろ種類があってわかんない…。」ってなりますよね…。

そこでまず、主なスポーツタイプの自転車について解説していこうと思います。

1.ロードバイク

皆さんが一番想像しやすいのがロードバイクだと思います。細いタイヤに個性的な形状のドロップハンドル、弱〇ペダルのおかげで知名度はどんどん向上しています。

2.マウンテンバイク

続いて紹介するのはマウンテンバイク、文字通り山下りなど悪路を走行するために作られた自転車になります。衝撃を吸収するサスペンションや制動力の強いディスクブレーキ、肉厚なフレームなど、どことなくオフロードバイクを想像させます。

3.クロスバイク

クロスバイクは「マウンテンバイクとロードバイクのハイブリッド」とよく言われます。それゆえにバランスの良さが売りで街乗りに、サイクリングにマルチに活躍します。そしてこの中では一番値段が手頃!大事ですよね笑。

4.シクロクロス・ランドナー ・グラベルロード

本当はこの三つ同じカテゴリでくくるべきものではないのですが、「旅チャリ」という観点で見ると似通っているので一緒に紹介します。こちらの自転車は「悪路も走れるロードバイク」とでも言っておきましょうか。頑丈でありながらドロップハンドルの恩恵も受けれるスゴイやつです。

これはグラベルロードです。
こっちはランドナー

さて、一通り紹介したところで本筋に戻ります。私が考える「旅チャリ」に大切な要素は以下の三つです。

  • メンテナンスが簡単
  • 車両重量が軽い
  • フレーム、ホイールが頑丈

長い距離を旅する自転車旅ではマシントラブルがつきもの、故障してもすぐ修理してくれる場所が見つかればいいのですが田舎や山間部ではそうはいきません。そのためメンテナンスのしやすさは必須です。

車両の重量は軽い方が漕ぐのも楽です。特に上り坂の時は結構差が出ますね。あと自転車旅中には自転車をバラシて袋に入れ飛行機や電車で運ぶ「輪行」をする機会もあり、その際に重いとかなりキツイです。ただ軽さを重視しすぎると荷物の重さに自転車が耐え切れず壊れてしますので注意です。

これらの要素を勘案するとオススメはクロスバイクとシクロクロス等になります。理由は「バランスの良さ」ですねー。ロードは軽いんですが頑丈さに欠けますし、タイヤがかなり細いので悪路の走行に不安が残ります。マウンテンバイクは頑丈ですが重いですし、サスペンションやディスクブレーキは初心者にはメンテナンスが難しいです。

そしてクロスバイクとシクロクロス等を比べた時、私は「クロスバイク」をオススメします!決め手は「値段の安さ」と「拡張性の高さ」です。どうしても初期費用の掛かる自転車旅ですから安くて性能がいい自転車が多いクロスバイクはありがたいです。そして汎用性が高いがゆえに自分の好きなようにカスタマイズしやすいので自分好みに改造できますし、機械いじりが好きな人はどっぷりはまっていくでしょう。(私はどっぷりはまりました笑)

因みにお金があればシクロクロス、ランドナー、グラベルロードも全然おススメですね。やっぱりドロハン(ドロップハンドルの略)は格好いいですし笑。

オススメクロスバイク3選

さてここからはクロスバイクの紹介をしていきたいと思います。因みにクロスバイクであっても様々なメーカーから様々なテーマを持った自転車が発売されているので結構違います。ほんと訳わかんなくなりますよね笑。

そこでクロスバイクを選ぶ際のポイントを5つ挙げてみました。

  1. 実績のあるメーカーのもの
  2. ダボ穴がついているもの
  3. 前後のギアが24段以上ある
  4. Vブレーキが装備されている

まず大切なのは実績のあるメーカーの自転車を選ぶことです。「いや、実績のあるメーカーってなんだよ」ってなると思うんですが、要するに通販などで買える安物は選ばない方がいいということです。

通販のみで販売されており、価格が1~3万円くらいの自転車の中には「ルック車」といわれており、見た目だけがスポーツタイプで中身はママチャリに毛が生えた程度の自転車も多くあります。このような自転車は重量も重く、使われているパーツも安物なので旅に使うには快適性が足りません。

自転車を知らないときにルック車を見分けるのは難しいので最初の一台は必ずサイクルショップに行って店員さんと相談してから買いましょう。ショップで買う方がメンテナンスなど後々のことも楽ですし。

続いてはダボ穴の有無です。ダボ穴というのは自転車のフレームに開けられた穴のことです。

なぜ穴が必要かというとその穴がないとテントや荷物を積むためのキャリア(荷台)を装着できないからです。旅をするためにはダボ穴の存在は必須。必ず確認しましょう。(ダボ穴なしでもキャリア装着する方法はありますが強度の問題からオススメはしません。)

そして変速は 前3段×後8段 の24段以上のものを選びましょう。あまり変速の段数が少ないと斜度のキツイ坂や強い向かい風の中を走るときにメチャクチャキツイです。段数が多ければ負荷がかかるような環境でも回転数を増やすことで走りやすくなるので最低限24段は確保しましょう。

最後にブレーキはVブレーキという種類のものがおススメです。手入れが楽、制動力が高いといい事づくめになります。最近は制動力の強いディスクブレーキが流行っていますが、初心者には整備するのが少々面倒なので機械いじりが苦手な人にはあまりお勧めできません。

これがVブレーキです。

というわけで長々と書いてきましたが次におススメのクロスバイクを紹介します笑。

おススメクロスバイク①:GIOS MISTRA

クロスバイクで一番のオススメはイタリア発のメーカーである「GIOS」のMISTRALです。

実売価格:43,000円~

この美しいボディも魅力的なのですが一番はホイール、ブレーキ、コンポネート(変速機やクランクなど)が全てシマノ製で統一されていることです。

シマノは我らが日本の企業で自転車パーツの供給量世界一を誇ります。そして性能も世界一、プロ選手も多くがシマノを愛用しています。

シマノのパーツは極端に高価ではないもののクロスバイクには安価なメーカーのパーツが使われることが一般的ですがMISTRALならオールシマノ!旅中のトラブルも激減します!

おススメクロスバイク②:GIANT ESCAPE R3

台湾が生んだ自転車No.1企業である「GIANT」、そのGIANTが出すクロスバイクの名作が「ESCAPE R3」です。

実売価格:40,000円~

おそらく日本で一番よくみるクロスバイクですね。ずば抜けた特徴はないもののバランスに優れた優等生で、旅チャリ使いにも耐えられるタフボーイです。カラーバリエーションもかなり豊富なので自転車の色にもこだわりたい方には一押しです!

また、GIANTはクロスバイクベースでありながらドロップハンドルを標準装備した「ESCAPE R DROP 」という面白い自転車もあります。変速は16段しかありませんが安価でドロップハンドルの自転車に乗れるので一考の余地ありです。

定価:66,000円

おススメクロスバイク③:JAMIS CODA SPORT

最後におススメするのはマウンテンバイクで有名なアメリカ初のブランド「JAMIS」の「CODA SPORT」です。

販売価格:53,000円~

今まで紹介した自転車はアルミ製でしたが、この自転車はクロモリ(鉄)製になっています。クロモリの自転車はアルミに比べて少し重いですが、振動を吸収するので乗り心地は抜群です。それにクロモリはきちんと整備すれば十数年乗れるのでいいパートナーになるでしょう。加えてクラシカルな見た目がたまらないですね!

いかがだったでしょうか?自転車選びは旅に向けての第一歩。わからないことがある場合はサイクルショップの店員など詳しい人に聞きましょう。そして自分の相棒と呼べる一台に出会えると今後の旅も一層楽しくなるので沢山悩んで決めてみてくださいね笑。

それでは今日はこの辺で失礼いたします。Bye!

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